【映画】ルーシーが意外に面白かった件!!【感想】
地元の映画館に来ていたのだけど田舎なので遅く、iTuneストアに同時期に配信開始となっていて見る気を無くしていた作品。今日、なんとく見てみたところ…予想以上におもろいやないか!!ってなわけで感想を書いていきます。
脳を100%使う話
主人公ルーシーはひょんなことからマフィアの新しいドラッグを飲まされてしまいます。それが原因で脳が覚醒しだします。話はよく言われている設定で人間は脳の数%歯科使っておらず。20%を扱えると体の隅々まで制御でき、40%で他人を操ることができる。60%で・・・といった具合にどんどん覚醒していきます。マフィアは残ったドラッグを取り返すためルーシーを追いかけます。マフィアとの決着はどうなるのか。どんどん人間離れしていく彼女はどうなってしますのか。
簡単に話すとこんな感じです。とにかく彼女がどんどん強くなり、知識、力などあらゆる面で無双して行く様が気持ち良い映画です。
主人公が覚醒してからも無双がすごく気持ちいい
最初、ルーシーはか弱き女性で不運な運命をたどる女性として描かれます。監視員に強姦されそうになったり、断ると理不尽な暴力を受けます。しかし、力が覚醒すると形勢は逆転。超パワーで相手を圧倒します。それは脳が覚醒して行くごとに凄まじさが増し、サイコキネシスなんかも発動しちゃいます。単純にいじめられてたのをやり返す気持ち良さもあるのですが、どんどん強くなっていき、賢く、たくましくなっていく彼女のかっこよさも非常に良かったです。
人間より賢い生物を描くのはやっぱり難しい?
よく、いろんな映画などで人間より賢い生物ってのが出てきたりします。これが出てくるたびやっぱり僕は納得いきません。だって、この作品を作ってるのは人間なのでそれより賢い生物が現在この世の中にいない以上、描けるはずがないのです。
この作品でも、ルーシーは力が覚醒するとともに脳も賢くなっていきます。ただ、それは一瞬で学問や言語を覚えるって表現に止まります。もちろん演技では気の強い女性から落ち着いた何を考えてるかわからない別次元の生物ってな感じに演技が変わっていき、違和感なくうまいなとは思いましたが、実際やってる行動は情報を多く詰め込める程度の表現で終わります。これは残念ですが、製作者が人間である以上しかたないかな。
これ「オールドボーイ」に影響受けてるよね?
もしかしたら、有名なことで僕が知らないだけかもしれませんが、何の情報もなく見て感じたことです。これって韓国映画のオールドボーイとなんらかの関わりがありますよね。最初に思ったのがマフィアのボス。彼、多分だけどオールドボーイの主人公じゃね?んで、考えてみると覚醒した力で自分を探す物語みたいな大きな視点で見るとだけど話の大筋は同じです。まぁだからといってこれ以上言いたいことないのですが、気付いたので一応w
最後に…
前評判であまりいい噂聞かなかったので、そこまで期待せずに見たのが功をなしたのか、結構楽しめました。ルーシーが覚醒して行く様を学者の演説と同時進行で進めていく撮り方、好きです。ワクワクします。ただ、ラストはなんか逃げた感がありましたね。人類史上一番賢い人物が最後何をしたのか・・・まぁそれは製作者とてわからんでしょうから、しかたないか。ラストシーンすごい意味を持ってたのかな?僕にはわからなかったけど、それ以外は十分に楽しめました。