【田舎の】バンクーバーの朝日見てきたよ〜【映画館鑑賞】
地元の映画館で珍しく遅れて入ってこなかった「バンクーバーの朝日」。気になっていたので今日見てきました。
大きな感想といえば、面白くなくはなかったけどストーリー的に山場というか、もうちょっとカタルシスは欲しかったかな。って感じです。詳しく語っていきます。
ストーリー概要
この話は第二次世界大戦の前にカナダに移民した日本人達の話です。彼らは低賃金、重労働で働き、地元の人には煙たがられる存在でした。しかし、その地域で野球チームを作り、奮闘してカナダ人チームに勝っていくことで人気を得て日本人の地位を上げるが、第二次世界大戦ですべてがちゃらになる。
圧倒するセット。映像美は見てて飽きない。
退屈なシーンが無かったとは言えないですけど、とにかく僕を惹きつけたのが、かなり金のかかったセット。とにかくリアルなんです(当時の後継知らないから本当の意味でリアルかわかんないけどw)オープニングで主演の妻夫木くんが朝起き家から出て、職場に向かうまでの街並みなんか、セットというか街並みの再現がものすごく良くできていて、金かかってるなぁ〜と思いました。この街並みをゲームで自由に歩き回りたい。舗装されていない道や、車に乗るカナダ人。日本人が営む商店など汚れがとにかく気持ちよかったです。それに、当時の人を再現したエキストラの人もいい雰囲気を出してます。これらを使った映像はとにかく僕を飽きさせませんでした。
ストーリーに関してあれこれ
野球で勝利した時の喜びが少ない
ストーリーラインは下に見られていた人が奮起して野球で名声を得るってベストキッドとかの一度負け、そして勝つって少年ジャンプの王道的なラインです。いうなれば確実に面白い作品のはずです。この作品もつまらないことは無いんですが、一度負けて悔しい思いをするってところが弱く感じました。だから勝った時の喜びが少ない。
野球で悔しい思いが少し足りないかな
確かに、日々の生活では仕事やプライベートで現地の人々に虐げられフラストレーションが溜まるってシーンはある。それを野球で勝つことで日本人の地位を獲得していくって話なんだから、野球でも負けて悔しい思いをするってところが弱かったかなぁ〜
カタルシスには特訓が必須!
それにかんしてもう一つ言えば、一度負けたからひたすら練習して…ってところがなかったのがカタルシスに欠ける大きな原因だったんじゃないかな?ストーリーでは戦い方を変えたら勝てるようになったって感じだけど、それなら力はあるんだけど歯車があってない見ないなシーンが布石として欲しかった。
なんにしても長すぎるのは良くない
これ映画開始が13:35分で映画館を出たのが3:50分くらいだったかな。予告が10分と考えても2時間超!!やっぱり映画は2時間以内に収めてくれないとだれちゃうかな。ここは亀梨くんの乱闘シーン以降の件をもうちょっと削ったらよかったのにな〜。あの辺りだれたから…
最後に・・・
最後まで寝ないで、眠くならずに見れたので面白かった部類に入るとは思います。二時間ドラマ枠って考えてもいいけど、あの街並みは大きな画面で見るのがいいと思うから映画に行く価値はあるかな。関係ないけど、宮崎あおいとユースケサンタマリアがなぜ出演してたのかがすごい気になる。超ちょい役でいなくても全然おkな役柄だったし、友情出演って効果も特にないので不思議だった。まぁ対策ではあると思うので見てみてください。