Shinyaddの未来予測研究所!!

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NHK 「NEXT WORLD 第4回 人生はどこまで楽しくなるのか」を見た感想

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nextworld第四回をみた。今日、2015年2月8日は第5回の放送日なので放送時間までに感想を書いてしまいたい。今回のテーマは永遠の命の方法の一つである「脳のデジタル化」かな。

 

未来ドラマパートの感想

といっても、ドラマはあんまり記憶に残らなかった。なんか父親が勝手に死んだ妻をデジタル化して再生させたから娘が勝手なことするなって怒るって話だけど、なんで怒ってるかわからなかった。それは「こんな危険があるからAIを作るな!!」って怒ってる人と同じで、技術があれば絶対にそれを人間は作る。クローンであろうがAIであろうが倫理に反していても作ってしまうのが人間です。だから、自分は見たくないから母親を蘇らすなってのは会いたい人がいる限り無理な注文なんですよね〜あんまり覚えてないから論点がずれてるかもしれないけどこんな感想でした。

 

脳のスキャンは時間の問題か??

前回にも書きましたが、2020年には人一人分の脳のスキャンが行えるようになるという。脳の仕組みが完全にデジタル化できるらしいのです。これによりスキャン時点の人格や記憶がバックアップできるようになり、さらにはその記憶、経験は人にコピーできます。コンピュータのようにソフトを人間でもインストールできるようになります。

 

今回の話では個人が残したネット上の動画や写真、文書などを集めてその人の傾向などを分析して、コンピュータ上でその人を再現してしまおうって事で、

 

結局幸せ、快楽って脳の伝達物質がどう動くかってものすごく小さな世界での出来事

脳のスキャンによって何が一番の利点かというと、なんでもできるようになるって事。こう言ってしまうと大きくなりすぎて意味不明になるけど、噛み砕くと幸せだなぁとか辛いなぁって感じてるのは脳なわけで結局、脳が幸せって感じればリアルがどんな状態であろうとも関係ないって事なんです。要は脳をどこまで騙せるかです。

 

例えば、温泉に浸かりたいなぁ〜と思ったとする。この願望を満たすには二つの方法がある。一方は実際に車を飛ばし温泉地に行って温泉に浸かるという方法。そこそこの労力を必要とする。もう一方は、その晩、自宅の布団の中で夢で温泉に浸かってる夢を見るって方法だ。現実目線では雲泥の差があるが脳が感じる「温泉に入って幸せ」って感覚は同じものだ。前者はコストが高いが後者なら低く、あらゆる願望に対処できる。コンピュータの進化でバーチャルリアリティが進化したらなんでもできるようになる。だって夢でいいんだもん。後は、それがどう夢じゃないかって脳を騙せるかだ。

 

脳を騙せりゃそれに越したことはない。

今回の放送で、自宅にいながら海にいるロボットに神経をつなぎ、そのロボットがサーフィンをすることでその感覚情報が脳に伝達され実際に体がサーフィンをしているような気になるというバーチャルリアリティを紹介していました。

 

もっと言えばこれはゲームみたいにコンピュータ上にソフトで海を再現してそこで自作キャラを体を動かすように操作してその感覚を脳に送ってくれたらローコストで同じ体験ができます。極端な話マトリックスのような世界をコンピュータ上に構築してそこにアクセスすればなんでも思い通りになります。

 

映画マトリックスMMORPGのような多人数参加型だったけど、そんな邪魔くさいことする必要なんてありません。自分1人の世界を構築してアクセスすれば誰に気にすることなく思い通りになる。自分以外の人物はAIでいいじゃない。結局現実の社会でも自分以外の人が精巧に作られたロボットなのか人間なのかを確かめる方法なんてない。それに、脳を騙すってことにつながるけど、相手がAIであろうと自分が人間だと感じるのであれば実際はどうであれいいじゃないって思うのです。バーチャルリアリティがある一定まで精度が上がると僕たちは確実に幸せになれます。ただ、僕が疑問に思ってることがあってそれは「ここがバーチャルリアリティだと知りたいか、知りたくないか問題」ってのがあるんだけど、それは次回以降ちゃんと書きたいと思います。

 

脳スキャンで他人の人生を追体験できる

脳を完全にデジタル化できるってことはスキャン時点での記憶、人格などをそのまま他人に移せるってこと。つまり、今いる偉人たちの人生をそのまま一生分体験できるってことになります。これは究極のエンターテインメントでもあります。その話が番組内で紹介されていたんですが、その中でゾッとする会話がありました。会話は正確じゃないけど

主人公A「僕も偉人たちの人生を体験したいなぁ〜」

AI「もしかしたら、あなたは「主人公A」という人の人生を追体験中なのかもしれませんよ」

 

こういったものです。これを考え出すと世界が何層にもなり一体自分は今どの層にいるのだろうと果てしない考えになってしまいますね。もしかしたら僕は今ShinyaDDっていう人の人生を体験ソフトの棚から選んで再生中なのかもしれません。数ある人生ソフトの中から今体験中のものを選んだって事はそこに何かしらの魅力を感じたわけで、「今現在、平凡な人生だなぁ〜」と思ってる方もその人生ストーリーに魅力を感じて手に取ったわけだから、これから大どんでん返しの面白クライマックスが始まるのかもしれないですね。もしくは、もう刺激のある人生ソフトは何回も体験してあきたから平凡なものを経験したくて今体験中の人生を選んだのかもwそうじゃないことを祈るばかりですけどwww

 

最後に・・・

なんか今回は薄味だった気がしたので、僕なりに味を濃くした感想を書いたつもりだけど全然違う話になっちゃたかもしれません。僕的には延長線上の話をしてるんですけどねw現在20:57です。もう始まるので第五回見てきます。ではノシ