Shinyaddの未来予測研究所!!

これから起こる2045年問題に備え、未来の知識を妄想を交えながらお届けします

汎用型ロボットがあなたの会社に来る日はいつか?

突然ですが、あなたの年収はいくらくらいですか?300万くらいかな?20代ならそれくらいじゃないかな。もっともらってるぜ!バカにすんじゃネーーーって方、別にそんなつもりはないです。高ければ高いほどあなたの仕事はヤバイって話なんでw

 

汎用型人工知能ってのをご存知でしょうか?俗に言う「強いAI」ってやつです。「弱いAI」ってのは専門分野に特化した人工知能のこと。電脳戦なんかで賑わせている将棋ソフトも弱いAIです。将棋のプロといい勝負はしますが将棋以外のことはできません。専門的に特化したものです。汎用型というのは文字通りなんでもできる人工知能のことです。

 

How Baxter Robot Works - YouTube

 

この動画を見て欲しい。これは市販されている汎用型ロボット「バクスター」である。バクスターは決まった動きでなく、教えることで様々な動きが可能である。さらに教える方法は手を持って動かすだけ。ムズカ石井プログラムは不要だ。

 

この動画を見て、皆さんはどう思いましたか?

ロボットの進化はここまで来たのか??

この程度かよ??

確かに、この程度では多くの人の仕事が奪われる心配はないと思います。しかし、現在人工知能の成長は爆発的に伸びてます。推察するニューラルネットワークのチップを搭載した汎用型ロボットが現れた場合、同じことがいえるでしょうか?繰り返しになりますが現在人工知能の成長は爆発的です。来年にはもっとすごいロボットが出現するはずです。その成長具合はわからないけど。

 

さて、このバクスター。いくらくらいだと思います?この程度しかできないのに高いんでしょ?と思われてる方もいると思います。お値段はなんと2万2000ドル。日本円で約263万円です。1年使ったらアルバイトを雇うより安いですね。

 

今日言いたいのは、ロボットの値段の話です。冒頭で書いた年収で計算しましょう。ロボットが大体10年使えるとします。ロボットが1体3000万だとすると年収300万の人はアウトですね。もっとあるぜって方なんか、値段もっと高くても置き換えられる可能性があるってことです。しかも、ロボットは眠りません。1日の労働時間8時間と計算してこの価格ですから年収300万の人の代わりに9000万のロボットを購入しても元は取れる計算になってしまいます。恐ろしい。

 

さて、問題は今やってる自分の仕事をできるロボットがいつできるかです。これは僕の意見ですが、今後は肉体労働よりもホワイトカラー、知的労働の分野から仕事が奪われていく気がします。現にアメリカの法律事務所では、案件をまず人工知能に解かせて、それと同じもしくは近い見解を出せなかった弁護士はクビになるらしいです。(NHKのネクストワールドより)

 

肉体労働のネックはボディがいることでしょうね。人間と同じ動きのできるハードがまだ出現していません。すごいといってもASIMO程度です。ただ、ASIMO程度の動きでまかなえる仕事についている方はヤバイですね。ASIMOが最新の人工知能を積めば、肩を叩かれる日は近いかもしれません。

 

こうやって書いていると不安を煽っているようですが、そんなことはありません。この予測には人工知能がすごいスピードで成長したらって話すので、現段階では体、頭(ハード、ソフト)共にまだ実現してません。あって、バクスターレベルです。人工知能ロードマップでは2030年頃にやっと人と会話できるようになるって感じだったかな?

 

ただ、多くの学者が言うように10年後、多くの仕事は淘汰されていくらしいです。2020年には人工知能が東大へ受かる予定らしいですしね。ただ、仕事がなくなって貧困になるかといったらおそらくベーシックインカムか何かで僕たちの生活はある程度補償されると思います。それを語りだすと長くなるので次回ということで・・・