Shinyaddの未来予測研究所!!

これから起こる2045年問題に備え、未来の知識を妄想を交えながらお届けします

べーシックインカムが成立する10の理由

これから10年で今の仕事の量は半分になるって予測がある。現在の感覚からすれば眉唾ものだが今、人工知能の成長が著しいのでもしかしたらもしかするかもしれない。

 

さて、人工知能が成長すると中間に働く人の仕事がごそっと無くなり、トップとボトムしか仕事は無くなるという。トップとボトムとは社長と人間にやってもらいたい仕事に従事するという意味だ。マッサージ師なんかはマッサージチェアなんかもありますが、人にやってもらいたいって思われる仕事とトップの経営者しか仕事が無くなるらしいです。

 

そうなってくるとほとんどの仕事が無くなるってことになります。無職ってことがスタンダードになり職を持ってる方が珍しい状態になります。この状態を今の制度に当てはめると大変なことになります。一部の人が利益を吸い取って、一般市民は収入がなく今日食べることも難しい・・・このような状態が安易に予想できます。

 

しかし、本当にそんな時代が来るでしょうか。僕はどこかしらのタイミングでベーシックインカムのような最低限の生活は補償される仕組みが構築されると思います。その理由を10個考えてみました。

 

1、生命の種の保存

 まずはこの辺りから。人間の数が減るとちょっとした伝染病で人類そのものが絶滅してしまう危機が増します。まぁそんな大きな考え方をお金持ちが持つかどうかわかりませんが一つの可能性ってことで。

 

2、治安の悪化

創業者一族と重役以外など、機械所有の恩恵に与れる人以外は収入がない状態。今の制度のままそうなれば、多くの都市がスラム化し治安が悪化することは安易に予想がつきます。お金持ちの人間だけで特区を作りそこで住んでもいいですが、それより今の治安のまま日本じゅうを安全に動き回れる方がいいに決まってます。

 

3、アイデアの確保

様々なアイデアってのは、頭のいい人が努力と偶然の中から境遇を経て生み出すものです。しかし、その偶然も分母が多いほど生まれる確率は高くなります。貴重なアイデアはどんなにお金を出しても生まれてきません。アイデアを生み出すには人が多い方がいいのです。

 

4、娯楽の確保

娯楽っていうと幅は広いですが、これも人力でないと生み出せません。漫画や映画、小説、ゲーム、お笑いなどの娯楽作品の確保のためにも人数は必要です。

 

5、スポーツ、学問など各分野のレベルを維持

スポーツ、学問なんかは競い合って好成績を残すことが多いです。特にスポーツなんかは一人で黙々とやるより他と競い合う方がより高い成績がでますね。これらをハイレベルで維持しようとするとやはり人の確保は欠かせません。

 

6、販売先の確保

この先、様々な分野がAI技術により人と同じくらいの知能を持った機械が高品質かつ大量に製品が作れるようになるでしょう。工場は無人か数少ない人数で。ただ、これでは従業員がいないので多くの人はこの製品を買うことができません。作っても売る相手がいないのです。これでは作ってる意味がありません。

 

7、お金の使い道

6とは矛盾しますが、AIの機械で多額の富を得たとします。しかし、どこで使うのでしょう。お金を持っているもの達で回すのかもしれませんが、そのサービスもAIによって価格が大幅に下がって提供できるはずです。あっても意味のないお金がただただ溜まっていくだけなのでこんなのは死に金で意味がありません。

 

8、地位、名誉、評価への欲求

 贅沢をすれば羨ましがられます。周りの人からは薄い嫌悪感を抱かれるのです。だから多くの人は「そんなに収入ないですよ」「たいしたことないです」見ないな謙遜をします。お金が使いにくい世の中ですね。ただ、この収入ってのをみんなの生活ために使うってことになったらどうでしょう。収入=社会貢献度となり(本当は今でもそうなんですけどね)お金持ちの人は堂々とでかい顔ができます。もちろん根底には人類平等って考え方の上でのでかい顔ですけど。

お金を手に入れた人はが欲しがるものとして次は名誉とかよく言いますよね。一極集中のお金の流れになると、お金持ちはそうベーシックインカムとか多くの人が喜ぶことにお金を使い出すのではないでしょうか?

 

9、技術革新で文明的生活の保障が安易に

8で地位や名誉、みんなの生活ためにお金を使うって言いましたがその方法も今より安易になると思います。想定している状態だと、工場は経営一族とロボットしかいないって状態ですよね。それ一部の工場だけでなくあらゆる産業もそういった状態だと考えられます。となると、衣服、食料、住まいなどはもちろん、ネットや交通、エネルギーなんかも今より格安で手に入る時代になってると思うんです。そうなれば、一つの企業が多くの人の生活を保障できるってことになりますよね。だから、8の名誉のために人々の生活を保障するってのは今よりもしやすくなってると思います。

 

10、世界征服への手段

9まで来ると、名誉コレクター集団、企業達は競って待遇を良くしていくでしょう。いかに人々の生活を豊かにするか、いかに人々の人気を得るか。競い合って地位を確立しようとするはずです。僕たちはどの企業にお世話になるかを携帯のキャリアを選ぶように選択できるはずです。今のままでいくと、google、アップル、トヨタソニーなど大手企業の顧客のような形で技術の恩恵を与れるはずです。もしかしたら、会社は全然知らない新興企業かもしれませんがw企業達はいい意味での世界征服を目指すのではないでしょうか。

 

最後に・・・

なんとか10個書ききりました。無理があるとお思いの方も多いとおもいます。もしかしたら、デストピアが待っていてモノは大量にあるのに手に入らないって状態になると思いますが、そこまで人間は馬鹿じゃないとおもいます。こんな時代が早く来ればいいのに。ベーシックインカムの実現、心か願います。