Shinyaddの未来予測研究所!!

これから起こる2045年問題に備え、未来の知識を妄想を交えながらお届けします

友好的なAIを作るにはどうしたらいいのかを考えてみよう

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AI(人工知能)ってのはぽっと出で人類を超える知能を持ったモノが出現するわけではないみたいだ。昔は高度なルールを最初から教えようとしていたのだが、今は人間の脳と同等の集積回路を近々持つようになるんだから、人間と同じように育てたらいいんじゃないかって方法が考えられてます。

 

人間は赤ん坊の頃に情報を集めていきます。これは食べられるものであるとか、これを触れば痛いとか火傷するだとか。言葉も聞いて見て覚えていくわけです。簡単なことから覚えさせていき、徐々に人間らしいAIを作っていくって方法が試みられているみたいです。

 

さて、人間より賢いAIには脅威論がつきものです。この人間を超えた存在は、人間の的にならないかってことです。もう人間よりはるかに賢い存在になるのだから彼らが何を考えるのかなんて、人間風情に分かるはずがありません。

 

AIの開発をやめろって意見もあるのですが、そんなことできるはずがありません。著書「2045年問題」で有名な松田拓也教授の意見を借りますが、今アメリカがやらなきゃロシアがやります。ロシアがやらないなら中国がやるでしょう。中国がやらないならアルカイダがやります。AI開発を止めることはできないのです。

 

じゃあできてしまうものに対して僕たちはどう対応していけばいいのか。どんなに賢くなっても敵対しないAIを作るにはどやったらいいのでしょうか。

 

人間が頂点の現世界で自分より賢くない生物と敵対せずに共存している例はないのでしょうか。まぁ大体の生物とは今現在、友好的という言葉は違うかもしれませんが敵対しているわけじゃないですよね。さらに言うと、科学的とは別に豚や牛などは宗教によって神と崇められ保護されています。人間もそのようにはなれないのでしょうか。知能は低いけど神の使いみたいに崇められる存在になれたら

 

それには宗教をAIが信じるかどうかって問題がありますね。そのあたりになると先ほど書いたけどAIが何を考えるのか、なんて僕たちに分かるはずありません。そうなってくると、今やろうとしてるAIへの最初の教育がホント大事ってことですね。専門家の人たちは是非とも頑張って欲しい。

 

 

2045年問題 コンピュータが人類を超える日 (廣済堂新書)